2008年07月02日

利益の内訳

聞き手の感情を考える、よっしーです。

流通相場の土地の坪単価が60万円とする。
面積は100坪あり、売主(物件の提供者)が不動産業者へ直接の買取を希望した場合、土地の坪単価60万円×面積100坪=6,000万円にはならない。

経費や利益を差し引く訳だから6,000万円にはならない。

経費として、所有権移転・抵当権設定の登記費用、土地分割の場合は分筆登記費用、売買に伴う工事の必要があればその費用、再販売時の仲介手数料、資金借入費用・金利など。

業として行う訳だから、人件費や利益も確保する必要があり、売却金額としては流通相場×坪単価の金額からすると大きく差が生じる。


それほど損をするのなら、安く売ることは無い。と思いがちではあるが、『売る理由』または『売らなくてはいけない理由』がそれぞれあって売買は成り立つ。


早期の売却・・数日後に売買代金総額が欲しい。
購入者が少ない・・物件本体に問題がある場合と事前に不動産業者の手を加えないと一般消費者では購入が難しい。

上記などの場合は、ゆったりと高く買ってくれるひとを待つ、なんて言っていられない。すぐに話を進めて、資金の用意をしないと『明日どうなるかわからない』というひとだって少なくない。

相手がバタバタしているから、その合間に儲けてやろう!という風に見られがちだが、そんなに上手く儲けられるばかりではない。


不動産会社からしてみれば『掛かる経費』も、実際売買代金を受け取る側にしたら『流通相場−手取金額=儲け!?』の発想になるだろう。

一方的に提示したりすれば、『やっぱり不動産屋は・・・』という印象にもなり兼ねない。最終的には交渉が決裂することも考えられる。

仕事と考えれば、一件の案件が無くなるだけであるが、依頼した側は次を探す必要があるし、そんなにポンポンっと探し当てられればいいが、手間も時間も掛かってしまう。

念頭には不動産業者もエンドユーザーも対等に付き合うべきと思っているが、幾分、不動産業者が一歩引いて、詳細や流れ、理由を説明するべきと私は考える。

不動産に関することだから私は理解できるが、他の業界のことになったら内情や慣習などわからないことなんてたくさんある。

例えば、先日、結婚式場で会場の装飾を打ち合わせている際、スタッフから提案をされ、必要不必要を検討し、指示を出したことがあった。

その際、ケーキの装飾を提案されたので『いりません』と断わると、『それではケーキが寂しがる』とか『普通のお客様は』の言葉を繰り返す。

私はケーキ自体と会話をした経験がないし、そのスタッフがケーキが会話できるかなんて知らないが、とにかく決められた金額を回収しようとするスタンスが気に入らない。

ましてや『普通のお客様は』という言葉が嫌いである。

ケーキの周りに飾る簡単な花が15,750円。良く言えば『営業熱心』であるが、たった15,750円のために食い下がる姿を見て、嫌悪感を憶えるのと同時に『この15,750円は会社を通さずに抜けるのかな?』なんて不謹慎なことを考えてしまう。

一部不動産業者が請求する『ローン事務代行料』的なものと同じ扱いなんでしょうか?

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posted by preseek_yossie at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産